素人からの脱出

謎解きイベント制作団体「ThirdBox」の代表ねろすけのブログです。その日思ったことを書いていきます。

知識謎とは言わないけれど

f:id:nerosuke777:20170825022919p:plain

画像はソクラテスです。わかりません。

謎を作るにおいて、自分は気にするんですけどいわゆる知識謎というものがありましてね、つまりそれはとある知識がないと解けない問題のことです。

 

前に自分経験があるんですけど謎自体は普通に解けたんですけど、そのときに導いた問題が「とある国の首都」の名前を答えさせる問題だったんですね。

いや、そんなのわかるわけないだろと思ったんですよ。日本だとかフランスだとかメジャーな国なら分かりますけどちょっとマニアックな国だったんですよ。そういえばそんな国あったなぁとかその程度の。

 

そういう謎をどう取り扱うのかというのが今回の話題なんですね。

 

ただ、さっきの「とある国の首都」なんですけど擁護するとこれはWEB謎だったんですよね。そういう意味では制作者もググる前提で問題を作っていたんだと思います。

でももしこれが公演型だったら自分も「そんなの無理っすよ~~」てなると思うんですけどWEB型だからまぁいいかとなったのかなと。

 

その時は謎の答えが知識を要する問題だったわけなんですが、中にはその知識を必要とする場面が答えではなくて解き方にあったりするものもあると思うんですね。

 

でも、これが結構難しくてどこからを知識謎とするのかということなんですね。

 

ほら、謎解きってある程度、常識になっていることってあるじゃないですか。たとえば英語の綴り的なやつ。色を英語にするなんてよくやるじゃないですか。黒をBLACKとか青をBLUEとかね。

あとは干支とか。自分苦手なんですよね。未だに後半が怪しいんです。でも練習問題とか見ててもそうですがよく出てきますよね。S社の謎制作王のテーマも干支だったように思います。

 

あとは1年の月の古い読み方。葉月とか師走とか。自分のツイッター謎でも使ったことがありますね。

あとは12星座ですかね。うーん、これも自分怪しいかも。あ、ちなみに自分は蠍座です(どうでもいい)

 

他にもあると思うんですけどとりあえずこんな感じで。

 

このようにある程度、謎を解くうえで覚えておいた方が良い知識ってあるんですよ。でもそこと、知識謎といわれる境界線ってなんともいえないと思うんです。

 

今はどうかはイマイチわかんないですけど色の英語って小学生ってどこまでなんでしょう。多分、黒はブラックだとかカタカナ的にはわかると思うんですけど綴りという話になると少し微妙な感じがします。

 

英語の話題だと例えば、どんな問題でそんなことになるかは分からないですがwriteを受動態に直す(written)とかになってくるとそれはだめだろうとか思ってしまうわけです。一応これは中3で習うはずなんですけどそこまでいくと知識謎って言われるような気がします。あくまで自分の中ではですけど。

 

さっきの首都の問題だってマニアックな国の首都ではなくて日本の首都だったらべつにいいと思うんです。だって大体の人は東京って答えられると思うんで。

でも、日本の県庁所在地とか政令指定都市とかまでなってくると微妙な気がします。一応義務教育範囲ですが全員がはっきりくっきり記憶してるものでもないと思うんですね。

 

ここまで書いていて思いましたが、要はクイズになってしまうかそうではないかという感じもします。例えば自分が知っている好きなクイズ問題があってこんな問題です。

 

フランス語で稲妻という意味があるお菓子の名前はなんでしょう?

 

分かります?答えは「エクレア」です。フランス語で稲妻のことをエクレールというらしいんですね。んで、あのお菓子ってチョコがコーティングされているじゃないですか。そのチョコの割れ目が稲妻に見えることから そう名付けられたらしいんです。

 

でもこれって一般的に知られていることではないと思うんですね(フランス人はどうか分かりませんが)少なくとも知っている人と知らない人を分けたら知らなかった人がそれなりにいると思います。

要はそういうのは謎の仕掛けとしてまたは問題としては不適格なのかなと思います。

一般的(常識ともいうのかわかりませんが)なものは謎の仕掛けとしていれていいのかもしれませんね。

 

でも、その線引きが難しいところなんですよね・・・いやー困った。

 

今回はあまりまとまりがない記事ですいません。またこの辺は触れてみたいですね。

 

というわけで今日はこの辺で。おやすみなさい。