素人からの脱出

謎解きイベント制作団体「ThirdBox」の代表ねろすけのブログです。その日思ったことを書いていきます。

『レイトン ミステリージャーニー カトリーエイルと大富豪の陰謀』 クリアした

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先日ですがこんな記事を書きました。

 

thirdbox.hatenablog.com

 まだ、すべての謎は解けていませんし、秘密のモードもまだ全て解禁されているわけはないですが、一応基本ストーリーはクリアしましたのでそこまでの感想をまとめていきたいと思います。

 

一応、ネタバレはするつもりはありませんがこの手の記事が苦手な人はブラウザバックでお願いいたします。

あと、この感想はあくまで自分の個人的な意見です。そのへんご了承くださいね。

 

はい。というわけでクリアしましたよ。このゲーム。

久しぶりにレイトンをプレイしましたね。というかレベルファイブ作品自体久しぶりです。

まずはストーリーから。

今までのレイトンというのはとても大きな謎があり、その謎の解明に向けて様々な事件を解決したり、謎を解いたりします。例えるならかつてのレイトンのキャッチコピーでもありましたがまさに、一本の映画のようなアドベンチャーゲームでした。

 

それに比べて本作はそれとは趣が違います。

今回はいくつかの短編エピソードに分かれており、それぞれの事件を主人公であるかとリーが解決していきます。ですので、一つ一つの話は独立しており、そこまで長いストーリーではありません。さっきと同じように例えるならば前作までが映画に対し、本作はテレビの連続ドラマといったような感じでしょうか。

 

恐らく、前作までが3DSやDSのような携帯ゲーム機のみだったのに対し、本作からスマホにも対応したというのが主なところではないかなと勝手に推測します。

 

これに対してレビュー等をみてみるとその辺は賛否両論ですね。

自分ははっきりいってその辺は好みの問題だと思っていますし、これはこれで面白いとも思っています。

ただ、そういう仕様にしたことにより、内容や伏線が少々前作までに比べると薄味かなとも思いましたが、たくさんの物語が楽しめるのでいいと思います。

 

次はナゾの質。

前の記事でも書きましたが今回のナゾを制作している方は違います。岩波さんという方でこの方もとても著名なパズル作家のひとりです。

結論から言うと面白かったと思います。

当然制作者が違うので問題の出題する傾向は違いますが、これはこれで面白いナゾでした。

自分が思ったのはいわゆるヒラメキ系の謎が多いなと。

特に問題のきかれ方として「~したとき、最小いくつ?」とか「最大で何個か?」みたいなナゾがとても多いなと思いました。そして、この手の問題でパッと思いついた答えを入力すると大抵間違っています。要するにひっかけ問題ですね。

 

それに対して、パズル問題や論理問題は比率が下がっています。まぁヒラメキ系が多いのだからそりゃそうなんですが。

特に今回パズルのピースをガチャガチャやったりする問題はあまり出会いませんでしたね。まだ出会ってないだけかもしれませんが。1作目であったような箱入り息子であったりとかは少なくともまだみてません。

ああ、ないわけではないです。1問ありました。でも、そこまで難易度が高いものではなかったです。自分はスマホ用でプレイしたからかもしれませんが少し操作性が気になりました。

 

ただ、何度も言いますが、ナゾを全体的に見てみれば面白いナゾが多かったと思いますし、前作までとは負けているなんてことは思ってません。面白かったです。

 

今回のピカラット(ナゾが解けたらもらえるポイントのこと)の基準値は45かなと思いました。45で普通。それを下回れば簡単。それ以上は難しいと。自分の中でそう線引きしていました。そう考えると、本作はいつもよりピカラットの数字が高めにでるのかもしれませんね。

 

次に声優面。

ここもレビューを見てみると否定的な意見をちらほら見かけますね。

そこに関しては自分も少し気になる所がありました。

要するにね、主人公とその助手の演技がちょっと棒読み的な話なのです。

ちなみにキャラの中で数人います。自分が棒読みだなと感じた人は。

ただね、こういうことになると声優はプロを使え、芸能人を使うなという人が必ずあらわれるんですけど、自分はそれに関してはやや否定的です。要するに、ボイスの部分ってその声が絵にあっているかどうかだと思うんですよ。だから必ずしもプロじゃないといけないというわけではないと思うんですよね。はい。

 

今回でいうとカトリーとノアに関してはまだキャラクターをつかみ切れていない感じです。絵のリアクションと声があまりあっていないんですよ。だから嘘っぽく聞こえるんですよね。まぁもちろん声優経験があまりないというのはあるんでしょうけども。

 

犬のシャーロに関しては流石役所広司といったところだと思います。それ故余計に二人が浮いちゃうんですよね。

 

なので、次回作はもう少し練ってやっていただきたいなと思ったところですね。

 

さて、長くなってきたのでそろそろまとめます。

自分としては今回のレイトンも非常に楽しめる作品でした。是非次回作にも期待したいところです。その時は本作品で気になっているところが改善されているといいなぁと思います。

 

皆様もぜひやってみてくださいね。

 

それでは今日はこの辺で。おやすみなさい。