小謎のパターンを考える(前編)
クラゲかわいいよね。クラゲ。今回もイラストと内容は関係ないですよ。
ただかわいいから。一目ぼれした。やるじゃん海月。ああ、海に月とかいてくらげと読むんですよ。はい。
そんなクラゲ談義はおいといて。
謎解きゲームに必ず(?)でてくる小謎を考えていきたいのですよ。自分もツイッターとかで10日置きぐらい(決めてないのです)に出してますけどあれもレベルとしては小謎です。みんな解いてね(唐突な宣伝)
小謎てある程度パターンがあると思うんですよね。巷の噂では小謎のパターンをまとめた問題集があるとのウワサ・・・ぶっちゃけ欲しい。
別名、基礎謎なんてよばれるのもありますよね。競技クイズの世界にもベタ問なんて呼ばれるのがありますけどその謎版といったところでしょうかね。
例えば何があるかと挙げるとすると、ぱっと思いつくのは「和同開珎」でしょうか。真ん中空欄で4つの2字熟語をつくるやつ。あれは本当によく見かけます。
あとは五十音から法則にしたがって文字をずらすやつとか。自分も好きです。あれってやり方考えれば結構バリエーションがある気がします。
文字を変えるとか辿ると答えになるとかやり方は様々だなとは思いますけど、これをある程度数考えるのは大変です。
あとはいわゆるパズル系。組み合わせて答えが浮かび上がるとかですね。自分はレイトンシリーズとかやっていたんですけどタングラムとか好きですね。ほら、旅館とかに置いてあるやつ。きまった形で所定の絵をつくるやつですね。
あとは・・・箱入り息子とかですかね。中から正方形をスライドパズルの要領で取り出すやつとか。
自分は割と千葉大学の多胡さんのファンだったので頭の体操とか大好きでしたね。嘘つき問題とか帽子問題とか川渡しパズルとか。マッチ棒パズルもいいですよね。分からない人もいるかもしれないので順々に説明します。
嘘つき問題
これも色々バリエーションがあるんですけどこんなの。
目の前に3人の人がいる。実はこの3人は天使、悪魔、人間のどれかであり、次のような特徴をもつ。天使は必ず本当のこと言う。悪魔は必ず嘘をつく。人間はその時に応じて使い分ける。
3人をそれぞれABCとして、次のようなことを言っていた。
A「私は人間ではありません。」
B「私は天使ではありません。」
C「私は悪魔ではありません。」
さて、ここで問題。ABCはそれぞれどれか。ちなみに見た目からは分からないものとする。
どうですか。かなりこれは嘘つき問題の中ではメジャーな問題です。暇だったら考えてみてね。
帽子問題
よく聞くのは帽子の色を答えさせる問題ですかね。これもたくさんあって面白い問題です。
赤い帽子が3つ、白い帽子が2つある。
王様が3人の兵隊に前へならえをさせ、それぞれに5つの帽子の中の1つをかぶらせ、残りの帽子を彼らにわからないように隠した。
一番後ろの男は、前のふたりが何色の帽子をかぶっているか見えているが、自分の帽子の色はわからない。
真ん中の男は、いちばん前の男が何色の帽子をかぶっているか見えているが、自分や後ろの男の帽子の色はわからない。
いちばん前の男は、誰が何色の帽子をかぶっているのか全くわからない。
王様は、まずいちばん後ろの男に「自分の帽子が何色かわかるか」と質問した。
男は「わからない」と答えた。
次に王様は、真ん中の男に同じ質問をした。
男は、やはり「わからない」と答えた。
最後に王様は、いちばん前の男に同じ質問をした。
男は「わかった」と答えた。さて、ここで問題。
いちばん前の男は何色の帽子をかぶっていたのだろうか?
兵隊になったつもりで、帽子の色を推理してみてください。
http://quiz-tairiku.com/logic/q12.html
さて、どうでしょうか。これもかなり面白い問題です。有名な問題だと思います。
嘘つきにしても帽子にしても仮定して考えることが大事ですよ。今回で答えはあえてだしません。少し考えてみてください。ああーぐぐらないで!
本当は一発で終わりにしようとおもったのですが長くなりそうなので今回はこの辺にしておきます。残りは明日書きたいとおもいます。
それでは、今日はこの辺で。おやすみなさい。