成功率 どこからが高くてどこからが低いのか
まずこれ。
これは2017年7月22日南大塚地域文化創造館で行われて大好評で幕を閉じたThirdBox初公演のリアル謎解きゲームの宣伝画像です(再演あったらよろしくね!)。大好評だなんて自分で言うなと。
この公演を通してたくさんの勉強をさせて頂きました。やはりやってみないと分からないことってありますよね。
で、この公演なんだけども5人1チームで5チーム参加してくれたんですね(本当にありがとうございます!)。
で、謎解きゲームには大抵"成功""失敗"ってあるじゃないですか。ちなみにこのイベントは5チーム中5チーム成功。つまり全チーム成功でした。
そうなると、この謎解きゲームの成功率というのは100%ということになるんですよね。このように、この業界は必ず(?)この成功率を出すと思うんです。今回はその成功率に関して考えていきたいと思います。
100%というのは極端な話ですがこの成功率を見て難易度とかを判断して自分がこのイベントにいくかどうかの判断材料にする人もいると思うんですよね。
例えば、自分はよくなぞともカフェに一人でよく行くんですけども自分もかなり気にするタイプの人間です。「8%かーこれはいくらなんでも1人でクリアできる気がしないなー」とか「47%かーこれは逆に1人でクリアしないとあかんやつやわー」とか考えてしまうわけです。だから成功率が低いやつに一発でクリアできたら嬉しいし、逆に高いやつがクリアできなかったりするとものすごい悔しいのです。
自分の場合20%を下回ったりすると一人で挑戦するのは大抵やりません(なぞともカフェの場合)つまりそれを超えてると「もしかしたら行けるかも・・」と思うわけです。思っちゃうわけです。
あ、でもやらないわけではないんですよ。成功率が低いものに関していえばメンツを固めて挑もう考えるので。主にThirdBoxのメンツで。
恐らくなんですがS社のリアル脱出ゲームの場合はそれがさらに基準が高くなるように思うんですよね。過去問題集とかツイッター見てて思うのは成功率が20%くらいならば「これは簡単なやつなのかな?」なんて言われるわけですよ。1桁台で難しいとか言われることが多いように思います。確かいつかのリアル脱出ゲームTVというドラマの正解率が0.1%だったのはビビりました。この0.1%に入ったひとはいい気分だったろうなぁ・・
そうなんですよ。成功率が低いものをクリアするととても嬉しいんです。
昔、ファミコンで魔界村というゲームがあってこれがすごく難しいゲームなんですよ。自分もそれをやってて何度も何度もやられてしまうんですが、クリアしたときとても嬉しいんですよね。だからまたやろう。もっともっとクリアしたいって気分になるのですよ。その話とリアル脱出ゲームの成功率にこだわる話はよく似ていると思います。
あ、でもね、じゃあ成功率が高いものがつまんないとかそういうことじゃないんです。結局のところゲームとしてよく出来ているのかとか謎が面白いとか、作りこみがすごいとかもあるので、成功率だけで謎解きゲームの楽しさは決められないですよね。そこを考えるのが制作者としては腕の見せ所なんだなとか思います。
皆様には成功率の基準はありますか。あったら是非教えて下さい。
それでは今日はこの辺で。おやすみなさい。