キレイな謎とはなんなのか
どうも、地元は雨降りました。温度が下がって嬉しいのですが蒸しっとするのは嫌ですね。ねろすけです。
さて、謎解き業界にいるとときたま目にするんですけれども
「これ、とてもキレイな謎だったわー」
「キレイな謎で良かった!」
・・皆様も見たことある人いるでしょう?中にはツイッターとかで呟いたことある人もいるのではないですかね?
意味もわかるしとても面白い謎だったのだろうなと思うのは分かるんですね。自分の謎も言われてみたい。だから、ふと思ったんですよ。
何をもってキレイな謎なのか?
これですよ。何がどうなってればああなってキレイな謎と呼ばれるのか。自分も気になっているのです。だって自分の謎もそう呼ばれたいし(二回目)
たくさん謎を解いたら分かるのかなあとか、これ読んでる人からすれば何分かりきったことを聞いているんだろう?とか思われるかもしれないんですけど自分の中では今何気に熱いトピックなんですよねえ・・
とりあえず考えてみました。こんな感じです。
①会場内、配布されているキットに使わないものが全くない。
どちらかというと自分はこれかなと思っています。例えば謎を解いているときに余った文字とかありますけれどもそれが後々になってそれを拾う謎があって最後まで解いてみると全部使っている。1文字も余りがない。つまり全く無駄がないんですね。どうです。キレイな謎でしょうということです。
実際こういう謎を作るのってすごい大変だと思うんです。だって1文字も無駄にしないんですよ。しかもそれを悟られないようにしないといけないんですよね。つまり解いている人に「ははぁ、これらの文字はまた後でこうつながるんだな。」とならないようにしないといけないというわけです。でもこういうのがつくれたら気持ちいいだろうなぁ。
②物語と謎が完璧につながっている。理不尽なことがない。
ストーリー性が強いものだったりするとよくあることだと思うんですが解いている謎に対してそのストーリーがきちんとリンクしていることは大事だなと思うんです。それがいいものほど、ストーリーに対する没入感が違うと思うんですよね。やっぱり物語に入り込むという非日常が面白いんだなと感じるわけです。
③導線に無理がない。自然な流れになっている。
例えば爆弾解除をしなければならないというストーリーでこんなんだったらどう思います?
Ⅰ.爆弾を解除するために部屋から道具(ドライバー)とかを手に入れる
Ⅱ.爆弾を解体すると赤と青の線がでてくる
Ⅲ.どちらを切っても爆発してしまうので食べることが正解
どうです。あまりにも例が酷いんですけどⅢの部分が自分の感覚からするとおかしいよねと思うのですよ。だって食べるなんて発想でるわけないじゃないですか。
まぁ謎を解いていくと食べることが正解ということが発想できるようになってるんだったらまぁいいんですけどそれにしたって「ええ。。。」て感じになるような気がするんですよね。だって爆弾が食べれるっていうイメージがないからなんですよね。つまりこうだからこうなる。だからこれはあの部分に使う。よってこの答えは青なんだとなればなるほどってなると思うんですよね。あれ、論点ずれたか?
④紙がキレイ、会場がキレイ
・・・なわけないだろ。
まぁでもね、解きたくなるような謎ってあると思うんですよ。いくら謎が素晴らしくても見た目が悪かったら解きたくないと思うこともありますからね。決して気を抜けないところでもあると思うんですよ。意外と難しい。
はい、というわけで自分が好き勝手に書いてみました。皆さまにとってキレイな謎とはなんでしょうか。共感していただければ幸いですし、「いや、私はこうだと思うよ」というのがありましたら教えて頂ければと思います。ぜひ参考にさせて頂きます。
それではこの辺で。おやすみなさい。